室内に温度計や湿度計があり、それらの測定値が Ambi Climate の測定値と異なる場合には、デバイスのセンサーの測定値を校正することもできます。

  1. Ambi Climate デバイスの横に温度計/湿度計を配置します。この理由は、部屋のサイズと室内の対流によって、室内のさまざまな部分がそれぞれわずかに異なる数値を示す可能性があるためです。
  2. 温度計/湿度計をそのまましばらく放置して、その後、最新の測定値を読み取ります。
  3. 「デバイス設定」 > 「センサーの校正」 を選択します。
  4.  温度の校正は左側の温度計アイコンを、湿度の校正は水滴アイコンをタップします。

  5. スライダーを上下にスライドさせ、他の測定器の読み取り値と一致させます。


測定値の校正は、それ以降の測定値に適用されるものであり、過去の測定値には影響しませんのでご注意ください。この設定変更は、その後の人工知能の分析にも影響します。たとえば、室内温度がAmbi Climate の温度センサーよりも 1℃ 低く測定される状況であれば、校正以前に為されたフィードバックはすべて、これより 1℃ 高い測定値に基づいています。しかし今後は、校正された低い方の測定値に基づいて新たなフィードバックが提供されることになります。過去に行われたユーザーごとの快適モデルの分析は、古い方の読み取り値に基づくものです。校正から数日後、人工知能は、新たな読み取り値に基づいてモデルの構築を開始します。ですから、あまり頻繁にセンサーを校正することは避けてください。


一度行った校正をやり直して、もう一度調整する必要があると思われる場合には、アプリを通して弊社のサポートまでご確認してください。