ユーザーをとりまく環境は、ユーザーの感じ方や、快適に感じるために必要な設定の仕方に大きく影響します。


T部屋の広さ、レイアウト、窓があるかどうか、部屋の向きなどは、室内環境が時間とともにどう変化していくかに影響します。ユーザーが何を求めるかも、時と条件によって刻一刻と変わっていきます(その理由を知るには、ここをクリック)。



まず、部屋の広さはどのくらいでしょう? この要素は、その部屋からどのくらいの速さで熱が逃げていくか、あるいは暖まっていくのか、さらにはユーザーがエアコンからどの程度の距離にいるのかのすべてに影響します。



また、室内のレイアウトはどうですか? ユーザーが長時間過ごすのは、部屋の中央でしょうか、窓のそばでしょうか、部屋の隅でしょうか? またそこでは風の影響をどの程度受けるのでしょうか?


部屋には窓があるでしょうか? その部屋は、日中の特定の時間帯に日射の影響を受けますか? 同じひとつの部屋であっても、時間によって違った速さで冷たくなったり暖まったり、変化をし続けています。ですから、まったく同じ設定のままでは時間によってユーザーの体感温度に大きな差が出てしまいます。ですからそこでは、異なる設定が必要となってきます。



そしてまた、いま外では雨が降っているのでしょうか、雪が降っているのでしょうか、それとも暑いのでしょうか? そういった室外の要素も、その部屋の温度環境に影響してきます。


人工知能を備えた Ambi Climate は、室外の天気や時間ごとの影響などをすべてふまえて、ユーザーの室内環境がどのように変化するかを学習することができます。