何を快適と感じるかは、人によって異なります。


ある人にとっては快適な温度が、他の人には快適でないこともあります。

同じひとりの人が快適と感じる温度が、同じ日の別の時間帯にはもう快適に感じられないこともあり、また他の条件と組み合わさると、同じ温度でも別の感じ方になることがあります。

  • 私たちの身体の代謝は1日を通して変化し続けており、そのことも、部屋の温度をどのように感じるかに影響を与えています。
  • 私たちの服装も、暖かさや寒さの体感に影響を与えます
  • 身体トレーニングなどの活動を習慣にしている人であれば、それに応じた快適に感じる気温がまた別に存在するかもしれません。

一般的な常識に反するようですが、設計上エアコンの制御に用いられている「温度」という指標は、じつは、私たちが何を快適と感じるかを決める最重要のファクターではありません。ほとんどのユーザーにとっては、じつは、室外の天気や湿度の方が重要なファクターでありうるのです。


私たちのプリファレンス(嗜好)も、時間とともに変化します。天気の影響を受けて、温度と湿度の条件も変わります。夏の間に快適だったパターンが、秋にはもう適していないかもしれません。私たちの身体も天気の影響を受けます。同じ季節の中であっても、季節の始めの体感は、季節の半ば、季節の終わりと、また違ってきているでしょう。


快適モデルのパーソナライズ

ユーザーがシステムに対して出す「暑い」「寒い」「快適」などのフィードバックをもとに、デバイスの人工知能が室内外の状況と時間帯とを分析し、様々な条件の変化がユーザーの感じる快適度にどう影響するかを学習します。

どのような要因がユーザーに影響を与えるか、その学習に基づいて、Ambi Climate のシステムは環境の変化を継続的にモニターし、ユーザーの反応を予測、ユーザーが一貫して快適に感じられるよう、セッティングの調整を行います。


ユーザーからのフィードバックが増え、ユーザーに関する有用な情報を蓄積するほどに、デバイスの人工知能は高度にパーソナライズされた、さらなる快適性を追求します。


ただし、ユーザーごとにパーソナライズされた快適モデルを直接的に使用できるのは「快適モード」に限ります。さらに詳しく知るには、 こちら