Ambi Climate の設置場所は、製品の機能に影響します。

  • エアコン/ヒートポンプから 2〜5 メートルの範囲に設置
    Ambi Climate は赤外線を使用してシステムと通信します。エアの吹き出し口から 2 メートル以上、5 メートル以内の場所に設置し、本製品とエアコン/ヒートポンプとの間には障害物を置かないでください。

  • ユーザーになるだけ近い位置に設置
    ユーザー環境を分析する人工知能が機能を発揮するためには、その室内でユーザーが最も長時間過ごす位置に Ambi Climate を配置する必要があります。部屋の広さに関わりなく、室内空間は多数の「エアポケット」で構成されており、それぞれのエアポケットが、微妙に異なる温度と湿度を持っています。ユーザー環境に即した高度にパーソナライズされた設定を最大限楽しむためには、その室内でユーザーが通常過ごす場所にできるだけ近い位置にデバイスを設置してください。設置位置の例としては、寝室のベッドのそば、オフィスの机の上、リビングのソファーの上など。

  • エアコン/ヒートポンプの風が直接当たる位置や、熱を発する製品のそばは避ける
    エアコン/ヒートポンプの真正面など、風の流れがセンサーの測定値に影響を与える位置には置かないでください。デバイス上部、黒い外観の赤外線ウィンドウの背面には、7 つの赤外線エミッターがあります。7 つのエミッターは、デバイスの前方、後方、上方にそれぞれ信号を送れる角度が付けいています。したがって、デバイスが何かで覆われたり障害物で塞がれたりしない限り、デバイスからの信号はシステムに届きます。

    エアコン/ヒートポンプが発する風の流れでセンサーが影響を受け、デバイスの機能に支障が出るのと同様に、日光が直接当たる窓のそばや、テレビなど、熱を発する他の電子機器のそばにデバイスを設置すると、デバイスのセンサーの感知能力に悪影響が出てしまいます。


その他、設置にあたって考慮すべき事項:


  • デバイスは防寒処理のされていない平面に設置する必要があります(布で覆われた床は推奨しません)デバイスが防寒処理のある平面に置かれている場合、デバイスは実際よりも室内温度を高めに読み取ります。そのような場所に設置する際には、デバイスのセンサーの校正機能を使用して、温度の校正を行うことも検討してください。
  • Wi-Fi 信号の届く範囲内に設置(ルーターに近いほど良い)